G1レースが行われる日に他競馬場でも重賞があるってのはどうも不思議かつ違和を感じますね。何らかの事情でカペラステークスは土曜日に出来なかったんでしょうけど、なんなんでしょうかね? 売上げ?
それはさておき、今週末は日本よりも香港の競馬場にものすごく豪華なメンバーが集まっています。どのレースも日本馬が相当な活躍をしそうなので楽しみですね。特にピクシーナイトの完勝をまた観たいなぁと。
中日新聞杯(G3)
父内国産馬限定の名物レースだったのはもう遥か昔、その後コロコロと条件が変わってきたこのレース。暮れの中京芝2000mという今回と同様の舞台で行われるようになってまだ5年です。参考に出来る過去レースは4年分しかありませんので積極的な馬券参加は少し躊躇してしまいますね。他クラスも含めれば同条件のレースは結構ありますが下位クラスが割合の多くを占めるデータは『重賞競走』の参考にはならないという自分ルールも発動されたりしています。
そんな数少ない過去データからではありますが、好走が目立つなぁと感じるのは4歳馬勢。今回ではアドマイヤビルゴ、ディアマンミノル、ヤシャマルですね。中央場所では今一つ勝ちきれなくても地方場所なら走り頃な3頭。枠にも少し特徴がありそうなレースなので枠番が決定したら色々と絞り込んでいきたいなと思います。あとはやはり芝短中距離でものすごい勢いの3歳組であるラーゴムにも注意しながらですね。
とか言いつつボッケリーニ、ラストドラフトあたりも臭ってきたりもするので『混戦必至だけどそんなには荒れなそうだな』という第一印象だけを今は感じておくことにします。
カペラステークス(G3)
暮れの中山の電撃6ハロン、と言っても砂の6ハロン。
登録馬は20頭。現代競馬界の中でも飛びぬけてテンが早いモズスーパーフレアの名前があります。前走のJBCスプリントでもまだまだ健在なスピードを魅せていましたね。どうやらこのレースで引退のようであのロケットスタートからのBダッシュがもう観れなくなるのかと思うと競馬ファンとしては少し残念です。有終の美になるかどうかはまた別な話として。
データを少し見てみると近年は堅いレースが続いています。そして480kg以下の馬が圏内に見当たりません。たまに穴を開けるのは決まって伏兵の逃げ馬。今年は上記のモズに加えてダンシングプリンスと言う快速逃げ馬もいます。そしてこの2頭はかなりの人気になるので逃げ馬が穴を開けることはありえません。展開として、この2頭のブッ飛ばし合いになるのか、それともダンシングプリンスが番手に控えるのか、ブッ飛ばし合いになった時にどれだけの先行勢がそのペースに付いていけるか、そして坂の上で躱せるだけの脚があるか。
仮に逃げ馬2頭が共倒れ(圏内には残るけど勝ちはしないという意味で)、と考えると浮上してくるのはリュウノユキナ。しかし今回はこの馬を一番分かっているであろう柴田善臣騎手がヘルニア?の悪化で騎乗できないという噂もありなんだか暗雲が。。次人気になりそうなオメガレインボーは1200m戦では馬格が足りないですし、なんだか中人気くらいの馬の単勝を何点か買うのも面白いなとこの文を打っていたら感じてきましたので今は一応そんな方向で。笑。
このレースもそうですが、後述する阪神ジュベナイルフィリーズも馬体重を確認してからの馬券購入と記述になり、その時間の関係上、記述内容が非常に簡素なものになるであろう事を先に此処で詫びておきますm(__)m
阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
いよいよ2歳G1が始まりますね。今回のメンバーの7割くらいは桜花賞にも出走してくると思われるのでこのコースへの適性を少しぐらいは見定めることが出来そうです。
阪神芝外回りのレースということで評判通りの地力勝負になることが多く、紛れは少ないですね。近5年だけ見ると1~6番人気の馬で圏内が全て埋まっています。1~6番人気の3連複ボックス20点で馬券予想は終了でもいいんですがそこからまた絞りたくなるのも人間の卑しい性で。
人気処で一番信頼性が高いかなと感じるのはベルクレスタ。阪神コースどころか右回りも初ですがレースを観ると自在性がかなり高そうなのでどんなコースでも堅実に走ってきそうな気配が漂ってきます。ただ勝ちきるまでの力はどうだろうなとも同時に感じるので単系の馬券は恐いですかね。
有力処のウォーターナビレラ、ステルナティーア、サークルオブライフ、ナミュール。このレースが終わり、その結果が今後の物差しになっていくレースなので、現段階での順位付けは難しいというか不確実性が高すぎて無謀です。POGをやっておられる方以外は単系馬券は買わない方がいいよな、と毎年思うことを今年も思っています。笑。
当日+体重の馬の活躍が少ないなとも感じたので、そこも加味させながら馬券を組み立てることが出来れば望ましいですがどうなりますかね。
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