今週は米国遠征のため福永祐一騎手は土日とも不在、川田将雅騎手は日曜日のみ不在です。
今のご時世、馬も騎手も関係者の方々も検疫関係で非常に手間が掛かりそうではりますが、ラブズオンリーユーとヴァンドギャルドがアメリカのターフでどんなレースを観せてくれるか楽しみですね。各レースの発走時間は日曜日の早朝なので自分は寝惚け眼でしょうが、、笑。
ファンタジーステークス(G3)
今年も阪神芝内回りの1400mでの牝馬限定での開催。登録はやや少なめの10頭。近年の勝ち馬は本番である阪神ジュベナイルフィリーズでの活躍も目立ってきていますね。今年は小倉2歳Sの1~3着馬、ソダシの全妹のママコチャ、そしてシルバーステートの初年度産駒であるウォーターナビレラあたりが人気になりますか。
この時期の2歳戦は全頭の全レースを観てから馬券を買いたい派なのでまだレースを観きれていない今の段階では目星をつけたい馬は分かりませんが、先週あたりから阪神芝内回りは外差しの傾向が目立ってきていますので、開催替わりでもコースは変わらないので前に行く脚よりも後ろからの脚に注目しながら週末までにチェックしたいですね。
過去データ的にはノーザンファーム生産馬以外の1番人気は勝っていないという点から、今回1番人気になるであろうナムラクレアの単系馬券は買いたくないかな、とかとか。
京王杯2歳ステークス(G2)
こちらは例年通り東京芝1400mでの2歳馬達の快速戦。登録数は多頭数の16頭、去年もフルゲート18頭でした。一昔前はそんなに頭数が集まるレースではなかったんですがひとえに牝馬の登録数が増えているんでしょうね。西で行われる牝馬限定のファンタジーSよりも賞金が高いこと、東京の芝を経験できるということ、そして牡馬>牝馬という前時代バランスが壊れ始めていることを関係者の方々も実感してきていて牝馬も牡馬と同等に戦えると計算できるようになってきたこと、あたりが理由でしょうか。今年は16頭中6頭に留まっていますが、やがて牝馬の登録数の方が増えるのかもしれませんね。
今年のレースに関してはファンタジーSと同様に全てのレースを観れていないのでまだボヤッとした感じですが、過去データを見ると関東馬は弱いなぁと。4年前に1番人気のタワーオブロンドンが勝っていますが11頭立てで2倍をきる1番人気でしたから参考外かな、と。馬券圏内の組み合わせを見ても『関西馬3頭』か『関西馬2頭+関東馬1頭』が目立ちすぎているのでここらへんも材料の一つにして馬券を考えたいですね。
アルゼンチン共和国杯(G2)
東京芝2500mで行われる混合でのハンデ戦、このコースで行われる名物レースの一つですね。例年出走してくるメンバーは一長一短、しかもハンデ戦なので大きく荒れるような気もしますがそこは地力が問われる東京競馬場ということで1~3番人気の勝率が異常に高いです。馬券圏内の組み合わせも1~3番人気の内の2頭はほぼほぼ入ってくる感じなんですよね。
今回1番人気が予想されているのは去年の勝ち馬オーソリティ。今年は去年より3.5kgも重い57.5kg。大丈夫なんですかねぇと勘繰る自分がいたりもしますが、他のメンバーに関してもイイ馬だけどどこかがすごく足りていないという馬が多いので、結局は東京競馬場というコースの特性に合わせて持続力に長けた脚を持っている馬を選択するのが適切なのかなと思っています。とするとオーソリティはこのメンバー相手なら格上だよなぁとも。
そして。
今週もかよという感じですが日曜日に高い確率の雨予報が出てきています。その降雨量でも馬券がだいぶ変わりそうですよね、、
今年は本当に週末の雨が多すぎます、、
みやこステークス(G3)
登録数は19頭。去年の10頭とは異なり、今年は多頭数での阪神ダート1800mです。1着馬にはチャンピオンズカップの優先出走権が与えられる重要な前哨戦。メンバーを見るとG1/G2常連馬も何頭か見受けられて豪華ですね。日曜日はこちらも雨予報が出ているのでダートコースは走りやすくなるでしょう。そうなると展開の紛れも少なくなりその有力メンバーの力勝負になる確率が高いのかなぁというのが最初の印象で。
ただ、京都開催時の過去結果を見ると1番人気は勝てませんし馬券圏内にもなかなか来ていなんですよね。今回も出走予定のクリンチャーが1番人気で勝利した去年のレースは同じ阪神開催でも少頭数10頭立てでした。仮にフルゲート16頭になった際、その展開密度は全く違うものになりますからね。ゆっくり考えなければいけません。
そんな中で。
初ダート戦のダンビュライトと3歳馬メイショウムラクモは馬券ではなく競馬として楽しみですね。
芝G2を2勝しているダンビュライト、芝でのズブさが目立ってきたのでのダート参戦らしいですがルーラーシップの子はダート強いですし(障害レースも強い、というのはまた別の話ですが)、芝の道悪も下手ではなかった馬ですからね、ものすごい新味が出てきそうな期待も感じていいのではないでしょうかね。
メイショウムラクモは今回唯一の3歳馬。芝路線での3歳馬の勢いがダートでも旋風を巻き起こしてもおかしくない時勢になってきています。古馬混合重賞への初挑戦は芝レースのそれよりもかなり高い壁があるとは思うんですが一矢を期待したいところです。
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