日曜の夜、フランスでは第100回目の凱旋門賞があります。
日本で生まれアイルランドで育ったディープインパクト産駒のスノーフォール、『単純に純粋に強い』ということの意味や感触を是非魅せてほしいですね。
日本馬クロノジェネシス、今回の短期輸送の行程はスゴイなと思いながら仮にこれで結果が出たら今後の日本競馬と海外競馬の輸送や検疫などのカタチも変わっていくのかもしれないという可能性にも何だかワクワク出来る部分を感じています。
シリウスステークス(G3)
中京ダート1900m。正直、自分の頭にはまるで馴染んでいないコースです。笑。過去のコースデータを見ると2勝クラス以上での番組がほぼありませんね。下位クラスのレースでは前目に行ける馬が圧倒的に有利なので今回のシリウスステークスという重賞クラスのレースにこれらのデータを当てはめるのは適当ではなさそうですね。
出走登録数はなかなかの好メンバーな22頭。
人気はやはり白馬のハヤコッコになるんでしょう、人気薄でレパードSを勝って以来の重賞制覇に期待が掛かります。白馬の追い込み馬というと自分なんかはどうしても『風のシルフィード』を思い出してしまって微々なセンチメンタルが頭のどこかを過ってしまいますね。笑。前走東京コースでの追い込み勝利はかなり強烈な印象でしたが、あのレースを復活の狼煙と観るか、展開の綾と観るか。不安材料になってくるのもやはりその末脚で。それなりに直線の長い中京コースではありますが、その能力を生かしきれるかどうか枠順・天候と相談しながら判断したいですね。
有力どころは上に書いたハヤコッコを含めて後方から競馬をする馬が多い気がします。
気になる馬としては、3歳馬ゴッドセレクション。ハンデは54kgと恵まれ、前に行ける脚質的にもかなりの好機ではないかなと。飽くまで今の時点での期待であり、レース前日や当日に買い目から外す可能性も否めませんが、中井裕二騎手とゴッドセレクション号、ここを勝って人馬共に重賞初制覇!!というストーリーになる確率は結構高いのではないでしょうか。初の古馬戦という懸念もあるにはあります、が、最近の3歳馬はその懸念をことごとく払拭してきますからあまり考えないようにしていきたいです。笑。
スプリンターズS(G1)
中山最終週、秋冬のG1シーズン開幕を告げるスプリンターズS。
関東で行われるレースながら今年は関東馬がほとんどいない状態です。グランアレグリアの存在の大きさを東西の比較をしてしまうとつい感じたりもします。
馬券としては。
先週のオールカマーもそうであったように今開催の中山重賞は無条件で内枠が相当強いです。12月からの開催ではこの傾向が変わることも多分に考えられますが、あまり予想に肉付けをせず内枠から入る、それだけでのロジックが今の中山での馬券として一番効率的な気もしますので今週の馬券予想はそういった観点で臨みたいなと思っています。
競馬としては。
前哨戦にあたるセントウルステークス組が相当強力なので、そこを経ずに直行してきたダノンスマッシュや北九州記念組がどう割って入っていくかに注目ですね。
残念ながら引退することになったヨカヨカの無念を晴らすべく北九州記念2着のファストフォースの激走美談に期待したいところでもあるんですが、、
去年大敗したモズスーパーフレアは中山コースがやはり一番合っている気がしますし(去年のようにビアンフェとバチバチとハナの奪い合いをするようなら軽視でいいのですが)、3歳馬ピクシーナイトは初の中山も問題にならないぐらい勢いがありそうです。レシステンシアは坂のあるコースの方が平坦コースよりも粘り強い気がしますし、ダノンスマッシュは去年のあのグランアレグリアの2着だった馬ですからそれだけで地力の高さは分かります。まさに現世代でのチャンピオンスプリンターを決めるレースに相応しいメンバーですね。穴馬が入り込む余地は果たしてあるのかどうか、、
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