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2021年 ローズステークス(G2) 馬券展望と買い目、回顧と馬券結果。

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馬券展望

今まで『レース予想』という項目名にさせていただいていましたが、何だかレース予想というよりも当該レースの馬券を買う前の用意とか心構えみたいな記述に近いと思ったので今回から『馬券展望』とします。

さて。

土曜日の中京での芝中距離レース、馬場状態の発表は『重』。ハイペースにならなくても(メインレースは超スロー)、先行差しだけでなく追い込みに近いタイプの差し馬も届くレースになっていました。この馬場状態での結果を鵜呑みにすれば、今回の人気馬達に多い中団差しタイプを馬券の中心に出来そうではあります。

ですが、最近の馬場は急激に良化する印象もあり明日のこのレースまでに馬場が回復すると展開が一変してもおかしくないなという考えも頭を過ります。

あれこれ考えて結局は実績通りという落着の可能性がもちろん一番高いでしょうが、予めいくつかのパターンを考えておいて明日の前半に組まれている芝レースを見てから買い目を纏める、という流れが良さそうですね。どちらにしても軸を1頭に絞らないことだけは決めてます。また、なんとない雑感としてオークスより桜花賞の方が面子的にレースレベルが高かったんじゃないかな、とも思っていたり。

馬券の買い目

前半のペースはそこまで早くならず、後半にかけて淀みなくペースが上がるという展開予想を前提としました。また、レースの格としてこのレースに限ってはオークスよりも桜花賞を重視した感じです。

本命は、というほど強気にはなれませんが軸としての2頭は上位人気の3枠5番クールキャットと7枠14番アールドヴィーヴルです。かなり広く流すので穴っぽいところが来なければ元返しやガミも覚悟で。

アールドヴィーヴルは体が戻ってきたのがなによりも好材料です、キャリア4戦という経験の少なさはやはり気になりますがオークス5着よりも桜花賞5着を評価して、さすがにここでは能力上位。オークスほど後ろからの競馬をするとは思えず、外枠なので内を見ながら中団に位置を取ってくる気がします。

クールキャットはアールドヴィーヴルとは異なる脚質の馬の中では一番力があるかなと。そして何よりルメール騎手ですしね。桜花賞には出走していませんがエイシンヒテンの後ろで内ラチ沿いに付けて、直線抜け出して残るイメージです。抜け出してくる進路が逃げ馬の内でも外でも回復している馬場なら馬券圏内には来ると思われます。

相手何頭かの補足として。

・タガノパッション。前々走も前走もあまりに展開に恵まれたんじゃないかなという感覚が抜けないので抑えま

 でにします。この馬もキャリア4戦なのがやや不安。

・エンスージアズム。今回初ブリンカーということで新味がどう出てくるか楽しみですね。

 このレースと相性の良いディーインパクト産駒で、桜花賞でもここで通用するくらいには走ってます。

・ストゥーティ。こちらも桜花賞を走っている組。前目に付けられる脚は魅力的です。

・スパークル。2連覇中の中内田厩舎の馬。唯一の3勝馬というのも強みですね。

・オパールムーン。初の左回りで初の2000m。良い方向に出れば直線一気?もあるんでしょうか。

・イリマ。連勝の内容がとにかく強いですね。

 牝馬限定ばかり使っているとはいえ内側で脚を溜めて爆発してくる匂いはします。

・アンドヴァラナウト。今回は期待値の高さが過剰な気がするので抑えまでに。

 走行時の頭の高さが気になりますが真面目な気性のようなので、今後、堅実な活躍を見せてくれそうです。

回顧

勝ったのは超良血馬アンドヴァラナウト。

ダイナカール、エアグルーヴ、グルヴェイグと受け継がれてきた血がいよいよ開花する予感ですね。相変わらず頭の高さは感じましたが、それが彼女の走り方でこれで結果を出す、と受け入れた方が良さそうです。先団直後あたりのポジションに少し外側からぴったりと付けられていた気性、そしてそこからでも直線では上り最速の脚を使える身体能力、これが今後も継続されるのなら「本当にただただ強い」という馬になっていく感じですね。次は本番の秋華賞、白毛の最強アイドルホースとの人気争いも楽しみになりました。あ、福永祐一騎手は紫苑ステークスを快勝したファインルージュとアンドヴァラナウトのどちらを選ぶのかも気になりますね。

2着のエイシンヒテン。レースの最後まで騎手と喧嘩してましたね。どんどん外側に逃げていっちゃうんでしょう、4角回る時に松若風馬騎手が右鞭を入れるのではなく右手で首を押してるのかなと思えるレース映像でもあったりで。しかしながら、あれだけリズムの悪い走りで2着に粘れるしぶとさがあるのであれば今後単騎で逃げられるレースでの活躍はかなり期待できますし警戒もしなければいけませんね。相手次第な面は多々ありますが秋華賞ですらも単騎逃げが可能なら着は拾えるかも、でしょうか。

1番人気で3着だったアールドヴィーヴル。実績や人気から各騎手からマークされるのは当然としても随分狭いところからの直線になってしまいました。そんな中からでもレースの上がり2位で抜け出し、このレースの最低限の結果である秋華賞出走権をきっちりと得たのはこの馬の地力の高さですね。直線での反応がイマイチなので勝ちきれないレースが今後も続くことになるのでしょうが、常に上位には来る馬という注意は払っておきたいですね。

馬券の結果

またもトリガミの見本になってしまった馬券です、ご笑覧ください。笑。

・収支:-2140円

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