レース予想
土曜日の中山開催週、決まり手は展開次第でした。思っていたよりも展開に傾向がない、という傾向ですか。内外のギャップはあまり関係なく騎手の方々の乗り方一つ。
そんな中で迎える京成杯オータムハンデキャップ。きっと、このレースの先行勢の展開を言い当てることができる方はかなりの慧眼や相馬眼の持ち主、って言えるくらいハナに立つ馬すら予想するのが難しいレースですね。自分はまだそこまで至っていないのでそこらへんは何となく曖昧にしながらも、今年は近年結果のような前が残るだけのレースになるとは思えない、という観点からの予想が出来ればなと思います。
馬券の買い目
本命は5枠10番カラテです。
前走の関屋記念では外側を回りながらもしぶとい脚で伸びてきての2着。ペースが早くなるにしても遅くなるにしても、得意の中山マイルでこのメンバーなら馬券圏内には来るはず。菅原明良騎手もこの馬の乗り方をいよいよ手の内に入れたみたいですし。
相手を絞るのは困難なレースなので手広く。配当的には外側の馬達が来てくれると嬉しいですね。
本命にはしませんでしたが7枠13番スマートリアン、去年の紫苑ステークスでは最後の直線で挟まれて競馬にならずもG3クラスなら能力は十分に通用しそうだよな、と。
そして8枠15番アカノニジュウイチ。マイスタイルではなくこちらを選んだ横山典弘騎手。最後方から突っ込んでくる気なんですかね。ただただ不気味です。
回顧
逃げることでしか結果を出せてこなかった馬達が多かったのでもっと前が競り合うレースを予想してましたが『逃げ馬が揃った時は案外な馬の落ち着いたレースになる』という先人達のお言葉通り。
逃げたのは案外なコントラチェックでした。昔、同コースでターコイズSを逃げ切ってたなという記憶を自分の愚脳が思い出せるはずがなかったのはいいとして、結構なハイペースでの2着逃げ残り。スタートが良かったとはいえ中山コースとの相性の良さを感じられましたね。勝っている重賞3つとも中山コース。他コースでは消していい、とも同時に感じたり。
勝ったカテドラル。やっとシルヴァーコレクターの返上ですね。内々から直線で外に出して上手く捌けて弾けた、という中山コースでの定石のようなレース。外側から来るカラテと、前で粘るスマートリアンの隙間に空いた1頭分くらいのコースに馬を突っ込ませていった(そこしかなかったとも言えますが)、戸崎圭太騎手の上手さが光りました。この馬、広くて長いコースが向いてそうな気がしていたのですが、持続する末脚よりも瞬発的な切れ味が特徴なのですかね。次走はマイルCSになるのでしょうか、一つでもG2勝利があれば香港という選択肢も出てくるので去年からG2に格上げされた富士ステークスでも面白そうではあります。
馬券の結果
本命のカラテ。
レース後の菅原騎手も言っている通り、もう少し前目じゃないと上手くないんだよなぁというレースになってしまいましたが、最後までしっかり伸びてきていたのでこの馬の力を感じる事は出来ました。今回のレースでいかに得意な中山でもタフな馬場でないと向かない事が分かったので、今後使うレースの絞り込みはしやすくなったのではないでしょうか。
因みに。
この馬も+12kgの二桁増でしたね。笑。
・収支:-3000円
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