2週連続の4重賞×変則開催×私事のバタバタが重なるので、今週末の予想、来週の少展望と予想はお休みします。高松宮記念は楽しみなレースなので何か書ければと思いますが状況次第になります。悪しからず。
(今週末は降雨の可能性が高いようなので、その影響によって買い目がだいぶ変わるレースもありそうですが、この小展望は一応良馬場想定で書いていきます。)
ファルコンステークス(G3)
優先出走権はないながらも一応NHKマイルカップへのステップレースとしての位置づけ。その割りには、ここでの好走馬は本番ではあまり活躍できてないです。やはり中京芝1400mと府中芝1600mの条件はかなり違いますから、ここを勝つことで本番で人気が上がるようならその馬からの逆張りも考えたいですね。
と、先々のことを書いてみましたが、とりあえずこのレースを当ててからでしょとも思うのでササッと。
出走登録数は20頭とだいぶ揃っています。
人気になるのは実績の順番的に関東馬のトウシンマカオですか。前走のクロッカスステークスは今回も鞍上予定の戸崎圭太騎手で先行抜け出しの完璧な競馬でしたし、ここでその再現が出来れば楽な通過点なのかなという気もします。今回唯一の斤量57kgは人気馬であれば影響はないと考えているので、今回に限ってはという条件付きですが積極的に消す馬ではないですね。
自分が気になっているのはそこそこ人気になりそうなデュガとオタルエバー、どちらも高速馬場が合いそうな快速関西馬で。特にデュガは前走のクロッカスステークスに出走出来ていれば勝ち負けまであったのにと思っていたので、このレースでも注目したいところです。ただ、デュガもオタルエバーもハナに立たないと脆そうな印象を少し受けますし、前目に人気馬が群がるレースになるのなら後ろからの馬も圏内への食い込みがありそうなので、そこら辺は出走馬や枠順が確定してから判断したいですね。(今週末の予想記述は出来ませんが。笑。)
阪神大賞典(G2)
伝統のG2戦、阪神大賞典です。
天皇賞(春)は今年も阪神競馬場で行われます(自分はイヤですが。)から、そこに向けての重要な一戦ですね。
例年に違わず今年も出頭登録数は控え目な14頭。馬柱を見てパッと感じたのは『ディープボンドには逆らえない』なレース。競馬ファンの殆どの方がきっとそう思うと思います。長距離なら枠順や展開をあまり問わずにズイズイと推進してくるディープボンドに対して新味のありそうな馬が見当たらない、という感触。
相手も、ユーキャンスマイルとトーセンカンビーナ、そしてディープボンドより前の位置で競馬できそうな馬の中で決まりそうな雰囲気で。良馬場でレースが行われるなら、買い方を問われる堅い決着になりそうですね。馬券の構成が下手すぎる自分にはイヤなレースになりそうだなという予感も同時に。笑。
(あ、稍重まで馬場状態が悪くなると波乱が起こりやすいんですね。)
スプリングステークス(G2)
先週の中山牝馬ステークスに続いて中山芝1800mでのG2戦・スプリングステークス。後述するフラワーカップも中山芝1800mなので同距離重賞3連発ですね。
スプリングステークスは1~3着馬に皐月賞の優先出走権が与えられますがこちらも本番には直結しにくいレースです。陣営の方々がそこら辺は分かったうえで、本番ではなくここをメイチの勝負として仕掛けてくる馬を狙うのが馬券的には面白そうですかね。
今年は重賞ウィナーがおらず、実績上位なのはG2・2着があるアサヒ。0.4秒離されて格の違いを見せつけられた相手が皐月賞で1番人気になるであろうイクイノックスですから致し方なし。今回の相手なら普通に走れば上位はカチカチに堅い、と言いたいところですがこの馬には酷いゲート難がつきまっとています。広い東京コースならまだしも、どちらかというと窮屈な中山コースで出遅れてしまうと命取りになりかねず危なっかしい人気馬であることは否めません。
そうなると次順は、連対を外したことのないソリタリオになりますか。デビューから直線の長いコースの1600mのみに出走していて、先行押し切りで結果を出すという王道タイプ。今回の中山芝1800mというややトリッキーなコースと距離延長にどれだけ対応できるかの試金石的な意味合いでの出走でもあるんでしょうが横山武史騎手に鞍上が変わることも含め、週末の自分がどういう判断をするんでしょうかね。ふと気付いたんですが、この馬はデビューしてからの5戦、ずっと長短含めた輸送競馬なんですね。少し驚きました。そして全て違う騎手という。。まぁそれで結果が出てるんで乗り替わりの方が向いているのかもしれないと考えることも出来ますか。
他で気になるところとしてはアルシナーム、オウケンボルト、ディオ、ビーアストニッシド。
ディオは搭載しているエンジンはかなり凄そうなんですが直線の勝負所でヨレるんですよね。少しじゃなくガッツリとヨレる。臆病なのか、長い直線が嫌いなのか、中山コースとの化学反応で一変できるかどうか、期待と心配が半々です。
ビーアストニッシドは前回の共同通信杯に続きまだまだ買いたいところです。今回のレースの条件的に逃げ馬は人気になった方が圏内に来る確率が高そうなのでガンガン人気になって欲しいです。笑。
フラワーカップ(G3)
前日のスプリングステークスの展開や結果を参考に出来そうなレースですね。あと、馬場に関しても。
何だか前走オープンクラスだった馬は全部嫌ってもいいんじゃないかなと思えるメンバーです。前走が1勝クラスだった馬や新馬戦だった馬も狙えそうですね。
人気になるのは重賞常連のスタニングローズでしょう。今回でもうキャリア7戦目になりますがどうも重賞では勝ちきれるタイプではない気がしています。前走の6頭立て1勝クラスでのレースを観ても強調できる部分が少なく。ただ、このレースは1番人気か2番人気がほぼ馬券に絡むので連系馬券に入れないわけにいかないんですけど。
それならばというわけではありませんがキタサンシュガー、シンティレーション、ダイム、デインティハートあたりは気になっています。キタサンシュガーとダイムはまだまだ未知数の部分が多いぶんこの先への魅力を感じさせてくれる前走でしたし、シンティレーションとデインティハートも中山1800mで行われた前走の若竹賞が良い意味で印象的。
牝馬限定戦だからなのか、過去結果を見ると同コースのスプリングステークスよりも枠順の影響が多いレースのようなのでそこが確定してから、もう一度馬柱と過去レースを眺めてレースに臨みたいところです。3日連続開催だと何だか疲れが残ってしまう年頃なんですけど。笑。
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