MENU

2021年 マイルチャンピオンシップ(G1) 馬券展望と買い目、回顧と馬券結果。

目次

馬券展望

土曜日の阪神芝、内回りも外回りも内側は走りづらそうな感を受けました。G1レースに出てくる馬達の能力は一様に標準以上のレベルにあり、そこに達する力がなければどんな良血統でもこの条件では走れません。こういった環境での競走では、毎回毎回のことではありますが何処を如何に走れるかが結局な馬券帰結になるのかなと想っています。

今年のレースには特筆すべき逃げ馬がいません。恐い逃げ馬がいないという意味です。8枠15番サウンドカナロアは逃げでのレースが続いていますが藤岡康太騎手でも今回は無理ゲーなのは自覚されているみたいですし、1枠1番の3歳馬ホウオウアマゾンは前走内容と陣営コメント、そして最内枠という条件から逃げ/先行の筆頭として穴人気になっていますがこれはキナ臭いブラフで買ってはいけない要素がプンプンかなと判断します。

自分は、進路をあまり迷うことなく外側をスムーズに走れる馬と、自爆覚悟で先行展開に紛れさせようとしてくる何頭かに対してもしぶとく残りきれる歴戦の経験馬を組み合わせて馬券を買いたいなと思っています。まぁグランとダノンとインディというトップジョキー備えになってしまうんですけど。笑。

馬券の買い目

上記展望の通り、印の順番は付けずに

・4枠7番インディチャンプ

・6枠12番グランアレグリア

・7枠13番ダノンザキッド

の3頭を中心にした馬券で。

グランアレグリアが『引退レース』というブーストを纏って有終の美を飾ることが出来るか楽しみですね。

回顧

見応えたっぷりなレースでしたね。各騎手の位置取りへの拘りや巧拙がかなり顕著だったレースでもありました。

1着グランアレグリア。圧勝というレースではなかったですがまさに完勝。ルメール騎手の、色々な何かが込められたようなあんなガッツポーズは中々観れるものじゃありません。前走の天皇賞(秋)で先行する競馬をしたことで、ある程度前に行ってもいいんだという癖が少なからず付いてしまったであろうグランアレグリアを今回は後方からの競馬に誘導する騎乗にはかなり気を使ったんだろうなぁと。外目で後入れという良い枠を引けた時点で高い確率での勝利は決まっていましたがそれでも激戦後の中2週やラストランという相当の重圧があったのは確かで、そこを勝ちきった同馬と同騎手と藤沢調教師、全てが見事でした。これからはその最強で最速の遺伝子がどう繋がれていくか本当に楽しみですね。

2着シュネルマイスター。内枠ということで今回は評価を下げましたが、、やはり強いですね。インから外に持ち出す遷移も上手く、末脚の切れ味も極上。グランアレグリアのいない来年からの主役はこの馬になるのでしょう。距離延長に関してはまだ不明瞭もマイルまでなら横綱級。切れ味勝負の馬だけに恐いのは怪我ですがそこをクリアしながら成長していけば勝利をどんどん重ねていきそうな一頭ですね。4つの競馬場で結果を出せている柔軟性からも相当な器だな、と。

馬券の結果

3着ダノンザキッド、4着インディチャンプ。川田騎手も福永騎手も完璧な騎乗っぷりだったと思います。あの騎乗で負けたのであればそれはもう馬の絶対値の差。特に福永騎手、その馬の最大限を引き出す演出力や瞬発的な洞察観はスゴイですな。彼の凄さをまた深く感じ入るレースでもありました。

・収支:-70円

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる