武蔵野ステークス(G3)
フルゲート16頭に対して登録数は23頭、これだけでもなんだか不穏な香りがします。ダート路線で名の知れているメンバーに加えてダート初挑戦の芝レース重賞勝利馬も数頭出てくるようですし馬券を絞るのは難しそうですね。1着にのみチャンピオンズカップへの優先出走権も与えられますからそこだけを狙ってきそうな何頭かの単勝勝負もアリかもしれません。
今回の有力馬の殆どが関西馬なのであまり影響のあるデータではないですが関東馬は弱いですねぇ。ノンコノユメの2015年から勝ててません。馬格のない馬も何かが足りないのかこちらもノンコノユメ以来460kg以下だと勝ててません。過去データからの馬券展望のスムーズさを考えるとこの馬は例外として考察していった方が適解に近いかもしれませんね。この時のノンコノユメは『3歳馬でルメール騎手騎乗で2番人気』というかなり有力な条件でもありましたし今年のメンバーにはそれにあてはまりそうな馬もいないので自分はそういう方向性でいこうかなと思います。
前目に行きたい馬が揃ってきそうですし、超後ろから来る数頭で固めるのも馬券戦略としては面白そうですね。
デイリー杯2歳ステークス(G2)
登録数は8頭。ここから出走頭数が何頭になるかは分かりませんが少頭数であることは確かです。2歳の重賞レース数が増えたのが原因なんでしょうがこの時期のこの条件はどんどん少頭数になっていく傾向が増してきてますね。やがてレース成立の最低ラインである5頭立ての重賞レースも頻出してくるようになるんですかね。もちろん2歳重賞が増えれば賞金加算のチャンスも増えるので関係者の方々にはありがたいのでしょうがファンという立場からすると少し寂しい気もします。
今年の1番人気はセリフォスで間違いないでしょう。新潟2歳Sでのただ一頭インを突いての末脚は強烈でしたからね(なんかハマり過ぎな感も自分は受けましたが、、)。
ですが、他にも力のありそうな馬が揃ってます。
今回唯一の関東馬ソネットフレーズ、新馬戦を観て単純に強いと思ったので輸送をクリア出来れば。
そしてレースレベルが高かったサウジアラビアロイヤルカップで3着、4着だったスタニングローズとウナギノボリ。
右回り経験の有無や、枠と騎手事情なども加味しながら週末までに上手く絞り込ればいいな、というぐらいの感じで臨みたいレースですね。
福島記念(G3)
小回り福島でのフルゲートに近い頭数でのハンデ戦と聞くだけで荒れそうなレースなんですが最近はまったく荒れていない不思議なレース。開催場や時期の変更が大きな要因なのかなと思いますが今年も落ち着いた決着になる気がします、というかそうなってくれた方が単純に考えやすいというか。笑。
過去データを見ても1~3番人気の活躍がかなり目立ってます。そして二桁馬番の穴馬は来ないんですね。脚質に関しては人気であればあまり問われず。能力と人気の釣り合いは別の話として、このレースに関しては人気に依存した予想が有利になりそうです。
4連勝中のアラタ、実績馬ステイフーリッシュ、福島牝馬ステークスの去年の勝者フェアリーポルカと今年の勝者ディアンドル、そして去年の福島記念1,2着馬のバイオスパークとヴァンケドミンゴなどなど、5番人気くらいまではゴチャッとした人気になりそうなのでここからは枠が決まってからの予想が得策かなと思います。
エリザベス女王杯(G1)
天皇賞(秋)から1週空けてのG1戦エリザベス女王杯。最近の競馬の主流になりつつある休養明けぶっつけ本番での勝利、に該当する馬はおらず全ての馬が今秋に一度叩いてからの一戦。
勝利や圏内はほぼ確定していると思われる3歳牝馬アカイトリノムスメ。輸送の懸念も前走の秋華賞でクリア済みと考える方が自然だと思いますし、やや差し傾向になってきている阪神芝コースも追い風かな、と。
逃げたい2頭リュヌルージュとロザムールがかなりブッ飛ばした逃げを敢行してくるなら紛れがありそうな気も本当に少しだけならしますが、先行できるウィンの2頭もレイパパレのプレッシャーも相当強いですからね。そしてそれらの後ろにぴったり位置取ったアカイトリノムスメが直線の坂でしぶとく躱すんじゃないかな、という安易な発想くらいしか今は浮かびません。笑。
過去データから、前走G1かG2の馬しか3着以内にもほぼ来ていませんのでこの条件だけで半分まで絞れます。そこからまた絞り込めれば馬券的中には近いですかね。儲けはまた別のそれとして。
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