中央競馬は今週で一旦終了、句点というよりも読点を一応打っておく感じだなぁと毎年思います。ホープフルステークスから約1週間後の水曜日から金杯が始まりますからね、リズムはあまり変わりません。途中、大井では東京大賞典もありますし。ただ私用ではバタバタすることも増えるので変則的な記述が1月2週目あたりまでは続くと思いますのでご了承ください。
阪神カップ(G2)
このレースにしても後述のホープフルステークスにしても、有馬記念のせいで?情報量が通常のレースよりも少ない気がします。笑。まぁグランプリには敵いません。
登録馬22頭を見ると、強い3歳馬の一角を担うソングラインが出走してきます。桜花賞15着以来2回目の右周りです。あの時は暴走馬メイケイエールの影響をモロに受けて競走になっていませんでしたから今回が右周り適性の判断材料になるレースと考えた方がいいですかね。自分の中では正直そこを気にするほど弱くない馬だとは思ってはいるんですが。。それよりも気になるのは斤量増でしょうか、これはルークズネストにも当てはまります。近年のレースで馬券圏内に来ている3歳馬の中に斤量増がいないんですよね。短距離のレースなので斤量の影響はそこまで大きくないということは周知の事実ではありますが敢えてツツくならそこらへんかな、と。
今年の年末の阪神コースは例年にない使われ方で開催されてきました。その使い詰めで内側の痛みも例年以上。先週の朝日杯を観ても分かるように直線ではコースの中~外部分しかもう伸びません。このポジションをいかに一瞬で奪えるかの勝負になりますから枠順はかなり重要です。内外両極端なところはダメ、理想は2~6枠、人気ならば7枠もギリギリ範疇。
今のところの目星としてはグレナディアガーズ、ソングライン、ルークズネスト、ラウダシオン、ファストフォースあたりなんですが、これらの馬がどの枠に入るかでだいぶ馬券が変わりますね。連覇が懸かるダノンファンタジーについてはイヤでも目や耳や買い目に入ってくるでしょうからこちらからはあまり気にしないスタンスで。
有馬記念(G1)
まず驚いたのがタイトルホルダーの鞍上が横山和生騎手なんですね、戸崎さんとか空いていそうなのに横山和生騎手。弟の武史騎手とはだいぶ差がついてしまっている現状ではありますが兄貴の意地みたいな波動や術が炸裂したらそれはそれで有馬記念らしくて面白いかもと思います。父・横山典弘騎手もシャドウディーヴァで後ろから虎視眈々?でしょうし。
有馬記念に関しては本当に多様な記事が世の中に溢れているので此処ではあまり書くこともありません。反対に、各馬それぞれに書くことが多すぎるので書いていられません、とも言えます。笑。先入観に浸って買う馬券も楽しいですし(当たればなおさら)、冷静に状況を判断できている(と思い込んでる)自分に酔い痴れながら買う馬券も楽しい、有馬記念というレースは他のレースよりも一層強くそういう感覚で臨んでも自分の中では許されるレースの一つかなと思っています。浮かれてる感じで良し。笑。
淡白な眼で見るとノーザンファーム生産馬6頭のワイドボックス買えば1点は当たりそうなレースでもあるんですが(アリストテレス/シャドウディーヴァ/ユーキャンスマイルで決まったらなかなかの事件ですね)、その目線は少し置いておいての自分の一応な馬は、クロノジェネシス、エフフォーリア、ステラヴェローチェ、タイトルホルダー、アリストテレス、ディープボンド、アサマノイタズラ、メロディーレーン、あたりかなぁと。全然絞れてないですけど(笑)。ここから先はやはり枠順次第ですね。人気馬でも外枠は危険で、内を引ければ圏内の確率がググッと上がってきます。
前掛かりなレースになって前が潰し合えば有力馬のどれかは崩れる、そうなるとステラヴェローチェ、アサマノイタズラ、メロディーレーンのどれかが無欲()の末脚勝負で2着か3着に雪崩れ込んでくる画が湧いたり浮かんだり消えたりしてはいるんですけどどうなりますかねぇ。ちゃっかりしっかり武豊騎手、という画も。 どれがどれかが結局分からないまま全買いでも悪くない気もしていたりもします。ドレガドレカ。笑。
ホープフルステークス(G1)
ホープフルステークスの情報記事は来週にならないと出揃わない現状ではありますがそれなりな感じで書いておきます。
このレースもまず枠順の傾向から。内側を引いて決して逃げない馬、重賞で好走している人気馬なら外を引いても大丈夫、ここらへんに当てはまる馬の好走しかありません。
抜けた人気になるディープインパクト産駒のコマンドライン、このメンバーでこの条件なら圏内を外す可能性は薄いと思います。府中のマイル戦しか走っていませんので飽くまで圏内という前提でですが。余裕で勝てる感じはあまりしていません。ただ他馬の中に特筆したい馬がいないのも事実です。順々に消去していって浮かび上がってくるとすれば、堅実性が高そうで武豊騎手のG1全制覇が懸かるアスクワイルドモア、コマンドラインと同様にディープ産駒のジャスティンパレスとキラーアビリティ、そして不気味な存在だなと感じる前走新馬戦組からシェルビーズアイ(色々とワケアリらしい松田大作騎手騎乗)、そしてここで重賞初勝利もありそうな岩田望来騎手騎乗のサトノヘリオスですか。
火曜日の開催ということで有馬記念の余韻も残っているであろう一戦になると思います。その結果や各騎手のコース取りを確認してから馬券を組み立てていきたいですね。
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