馬券展望
なかなか骨のあるメンバーが揃った今回、注目しなくてはいけないのはやはりソダシの最内枠への配置。1枠1番に入ったソダシがレース全体にどういう作用を与えるか与えないかの選択で馬券は変わってくるかなと思います。出来れば砂を被らない位置につけたいと思うので芝レースで見せていた先行策になるのだろうと思いますが、隣の枠にはハナを切ることでその存在を証明してきた地方の雄・カジノフォンテン。それを行かせてしまってからの位置取りにならざるを得ず。そして、そこに先行したい有力馬が外から被ってきます。馬券としてソダシを買える材料は未知のダート能力という願望的なもの。札幌記念を勝った際には芝レースでの先行粘りならかなりの能力と感じていましたが、今回の条件ではかなり不利と観るのが自分なりかなと思っています。
他に先行したいと思われる有力馬の4枠7番サンライズホープ、5枠9番オーベルニュー、6枠11番アナザートゥルース。この中で残れそうなのはサンライズホープだけかなと(なぜか4歳馬は走らないレースなのですが)。オーベルニューは重上手、アナザートゥルースの前走は松山弘平騎手の奇襲の大成功。それぞれのアジは認めますが、明日はパンパンの良馬場で行われる地力勝負、その舞台でそのアジを生かせるとは思えませんし、そういうレースではありません。オーベルニューは福永祐一騎手が乗るのでヒモとしては買う自分の弱さもなかなかですが。笑。
上記で先行馬勢の脆さが出るレースになるのでないかと書いたので。
馬券は。中京コースで馬と騎手の相性が良く、差すことが出来る馬・出来るようになった馬、そして週初めに書いた大外よりの枠は評価を下げて。中心は2枠4番インティ、3枠6番テーオーケインズ、6枠12番クリンチャーからにしたいと思います。
馬券の買い目
というわけでインティ、テーオーケインズ、クリンチャーから3連複で手広く。
ソダシがダートセンス爆発で完勝した際にはそれはそれで祝いましょう。笑。
レース感想と馬券結果
テーオーケインズ、金沢での敗戦の悔しさをぶつけまくった感じでの完勝。この勝利で中距離ならば確実に砂の王者になりました。次走はどうなるんでしょうかね、海外という選択肢も当然出てくるんでしょうがまずは国内での連勝街道を眺めたいなぁと想ったりもします。仮にフェブラリーステークスになった場合、マイルになってのスピード勝負に対応できるのかできないのかを考えるのも楽しそうですしね。
着外12着という結果になったソダシ。カジノフォンテンが控えたおかげでスムーズにハナを切れちゃった時はここまま勝つんじゃないかと少し感じましたが4角ではもう脚が残ってなかったですね。そんなに早いペースではなく2番手に付けたインティの突っつきも激しいものではなかったのであの失速は意外でした。レース後コメントで悲観的な感じが一切なかったところをみると陣営の方々からするとそれなりに想定内だったんでしょう。この馬のこれからは距離との勝負になっていくんですかね。距離はマイルまで、そして切れ味勝負にならない舞台、獲得賞金が多いがうえに出走できるレースも限られてくるので、なかなか条件に合うレースはなさそうですがそういった場面に出走することが出来ればまだまだやれる気もします。出走してくれば必ず人気になる馬、言い換えればその実力に関係なく必ずオッズを吸ってくれる馬なので、馬券を予想する際にはその両極どちら側からも考えてどちらかの選択をすることが出来れば望ましいですね。 まさしく、博打、って感じですか。
・収支：－3000円
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