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2021年 天皇賞(秋)(G1) 馬券展望と買い目、回顧と馬券結果。

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馬券展望

この記述をしている土曜日の午後時点では関東地方の天気は快晴ですが明日の午後からは雨予報が出てきてしまいました。キタサンブラックが勝った田んぼのような馬場にはならないでしょうが、今年最大ともいえる名勝負になりそうなレースだっただけに少し残念ですね。そしてそれと同時に、3強で決まりそうではあるけど順序をどうしようかなぁと思っていた馬券も少し変えなければいけませんかね。

馬場が悪くなるとレース展開が結果の要因になる割合が高くなるので少し捻って考えたいのですが、ハナを切るのは横山和生騎手騎乗の3枠6番トーセンスーリヤでいいのでしょうかね? テンの脚はありますが圏内に来るときは先行抜け出しがパターンになっている馬、稍重馬場で逃げた宝塚記念での失敗もありますし、前走の追込み競馬での2着を観てしまうと逃げない可能性も高いのかなぁとか。となると次に浮かんでくるのは5枠10番カイザーミノル、横山典弘騎手の騎乗で相変わらずの不気味さを感じます。3枠5番エフフォーリアに騎乗する横山武史騎手も含めて親子や兄弟での打ち合わせとかがあるのかどうかはこちらには一切分かりませんが、肌感覚とか空気感とかなんらかの作用は働くんだろうなぁと自分は考えています。それを考えたところで馬券の役に立つかどうかは別の話で。笑。

あ、あと、外側の枠番になってしまったから少し押して前目に付けるつもりだったのに他の馬があまり行きたがらないのでハナに立つことになり、馬の機嫌を損ねてまで抑えるのもイヤだからそのままの位置で良いコースを選んで走ったら圏内に残れてしまったケース、という展開が考えられるのが7枠14番カレンブーケドール。重い馬場も他のライバルより苦手ではないでしょうし、相当しぶといですからね。ただ目標がジャパンカップと明言していることだけが気になるところです。

と、そんな感じで展開予想が全く決まらない様相になってきたので、馬券を決めるのは明日の午後過ぎの天気や馬場を観てからの方が適当ですね。パンパンの馬場で高速決着になるならハナがどの馬になるにしても、1着は5枠9番グランアレグリアの予定でしたが、はてさてといったところです。

それでも馬券は『関東馬・関東馬・関西馬』という組み合わせが良い流れなのかな、と。コントレイルを外す理由は見つからないので関西馬枠は決まってしまっているんですけど。 

馬券の買い目

東京8Rまでのレースを観た限り、雨の影響はそこまでなさそうですね。少し前が有利なのかな、とも感じました。あと、川田将雅騎手は相変わらず直線での早仕掛け先頭で最後かわされてるなぁとも。2枠4番ポタジェでもこういう騎乗をするんですかね。

さて。

馬券の軸は関東馬の2頭、3枠5番エフフォーリアを1番手、次点で5枠9番グランアレグリアにしました。1枠1番コントレイルは評価を下げるというよりも上位2頭を上げるとどうしても3番手になってしまう感じですね。

関東馬を軸にしたので相手は関西馬を中心に。関東馬でのワンツースリーは考えにくいですしね。

回顧

何だか久しぶりにこれぞG1という素晴らしいレースでした。競争や競走の宿命としてとして順番はイヤでも付いてしまうものですが、3強といわれていた3頭は超越した位相での戦いになっていましたね。

枠や馬場を考慮しての騎乗をしたと思われるルメール騎手のグランアレグリア。不気味な逃げを予感させていた横山典弘騎手のカイザーミノルの後ろに付けての先行策。従来の乗り方を変えてきたのも勝つための術。それがために直線では目標になってしまうことも分かっていた上での騎乗でしょうから3着という結果も充分に納得できるものだったのではないでしょうか。直前の降雨で馬場が少し柔らかくなってしまっていたのも最後の伸びを欠いてしまった原因かもしれません。パンパンの馬場なら距離は2000mでも平気そうな気がしますけども次はどこに向かうのでしょうかね。引退という情報や噂はまだ出てきていないようですが5歳牝馬ですからもう何走かだとは思います。大切に仕上げていただいてまた強い競馬を魅せて欲しいですね。

2着コントレイル。パトロールを観ると良く分かりますが、道中も直線もずっと1着エフフォーリアの真後ろに付けてます。というよりも、しっかりと付けることが出来ていた、という表現の方が正しいでしょうか。最内枠という少しイヤな枠であってもこの乗り方が出来たのはこの馬と福永騎手の力でしょう。そして直線の最後で躱すという計画を、勝った馬の脚が捩じ伏せたという感じで。仕掛けるタイミングも問題ないと思えましたし、単なる力負けではありません。この馬は次のジャパンカップで引退です、種牡馬としての仕事も待っていますから目一杯の仕上げをしてくるかは分かりませんがそのラストランを楽しみにしたいですね。相手や枠次第ではありますが普通?に走れば勝つんじゃないかなぁと。

1着エフフォーリア、19年振りに3歳馬が勝ちました。単純にスゴイことですし、今年の3歳馬の勢いを改めて感じましたね。道中は決して良いポジションとは思えませんでしたが、余裕さえ感じさせる騎乗をして同馬を勝利に導いた横山武史騎手にも驚きました。実父の横山典弘騎手と実兄の横山和生騎手が引っ張るレースになって何らかの血族力学が働くのかなとも勘ぐったりもしていたんですがそんなことはあまり関係なかったようで。武史騎手がこういう騎乗が出来たのもそれだけの力がこの馬にはあって、それをしっかりとしたカタチで把握し実行できる感覚を人馬が共有しあってこそのものなのでしょう。見事な騎乗でなんともカッコイイ勝利でした。この馬にはまだまだ先が広がっています、フランスのあのレース、も来年のプランには入っていたりするのかもしれませんね。

馬券の結果

・収支:-1450円

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