馬券展望
秋の東京シーズンの開幕を告げる若駒達のマイル重賞。天気は微妙に曇っていますが芝の状態は良い状態で迎えられそうで多頭数の芝のレースではなかなか前が止まらない展開になるんでしょうかね。そこらへんは土曜日のいくつかのレースで確認したいです。
さて、今年のサウジアラビアRC。
フェスティブボス号が怪我で出走回避のため7頭立てとなり、なんとも寂しいレースになってしまいました。フェスティブボス号はこのコースで初勝利をあげていただけに残念な回避になりましたね。
数多の情報やレースを穿くる記事を読んでも名前が挙がってくるのはやっぱりコマンドライン。前走の直線を見ても、調教後のルメール騎手のコメントを読んでも、少しエンジンの掛かりは遅いんでしょうね。少頭数、直線が長い、という条件の今回のレースでは何の問題もなさそうですが、今後に向けては少し懸念される点になりそうな気もしたりただの杞憂に終わる気もしたり。笑。府中ではエンジンの掛かりが遅い印象だったジオグリフも札幌では見事な勝利でしたからね、この馬も杞憂で終わる確率の方が高いとは思います。コマンドラインの勝った新馬戦で２、3着だった馬も順調に勝ち上がっておりレベルの高い新馬戦だったことも証明されてますしね。
話題のもう一頭、ステルナティーア。ステルヴィオの全妹で新馬戦のあの勝ちっぷり。こちらは前目で競馬してくるコマンドラインを後ろから追いかける展開になりそうで、頭の中では、直線の半ばくらいからこの2頭だけの叩き合いになる映像が一番容易に浮かびます。ルメール騎手と福永祐一騎手が同馬主の馬でどういった駆け引きをするのかも楽しみですね。
このレースに向けて2頭の異なるところはレース間隔。この時期の馬には結構重要な因子の一つかなと考えていますが、コマンドラインは4ヶ月ぶりでステルナティーアは2か月ぶり。これを無視するのか無視できるのか、なんてことを考えるのも楽しいですね。
(各馬の全ての競走を見て、走り方が好みだったのはウナギノボリなんですけど。この条件では厳しいか。。)
馬券の買い目
案外、コマンドラインとステルナーティアの人気が拮抗していますね。最近の福永祐一騎手の活躍を見ているとそれも分かる気もします。馬券は旨味のあるレースにはならないでょうが、競馬としては年末や来年を占う意味でも見応えがあるものになりそうで楽しみです。
その馬券ですが、このレースはこのブログ上では『見』とします。
7頭立てになり複勝も2着馬までで当たり目も少なくなってしまいましたし、自分には向いていないという判断で。
ｺｿｺｿとウナギノボリの応援馬券は買いますが。笑。
回顧
1番人気コマンドライン、堂々とした正攻法での勝利。距離もまだまだ保ちそうなので、この重賞勝利での収得賞金によって先々の選択肢を広げることが出来たレースになりました。一旦休ませるということで、見据えるのはマイル以上の大きいところなんですかね。
2着入線のステルナティーア、福永祐一騎手本人が言っているように1着馬とは騎手の差だったんでしょう、こういった部分は騎手の方々にしか分からない針の孔のような領域なので自分に分かるわけはないんですが、負けてなお強しを思わせてくれる騎乗と競馬でした。
多くの競馬関係の記事にもなっているように、このレースは7頭全ての着順がその人気通りに決着。こんなことは重賞レースではなかなか見掛けないので、貴重なレースを観れたなぁという妙な感慨を覚えることも出来たり。笑。
そして1着～3着までが同馬主、同生産牧場でした。個人馬主さんと軍団馬主？さん、個人牧場さんと軍団牧場？さん、ここらへんの競馬界の勢力図やピラミッドを上手く馬券に変換出来るようになると馬券が上手くなるんでしょうかねぇ。はてさて。
馬券の結果
ｺｿｺｿと買っていたウナギノボリは4着。
途中、3着ならあるかとも思わせてくれましたが最後の100mで3着馬との経験値の差が出てしまうカタチになってしまいました。ただ、上がりの脚は上々でしたし今後を期待させてくれる競馬でしたね。
・収支：±0円
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