関屋記念のレース予想
関屋記念だけではなく新潟外回り芝の重賞が末脚勝負になる想像は当たり前で、それが結果としても当たり前になっている場。そして、そこにたまに絡んでくるのは、見抜くことが出来なかった逃げ専馬。今年のメンバーを見て、前から2番手3番手に付けたい馬は多いわりに、ハナに立ちたい馬がどれだけいるか。マイスタイルが抑えてくるのではないかという予測から、どうしてもハナに立ちたい馬はいない、というのが自分の判断です。
そういった展開体系での予測を前提とし、先団・中団に位置取りすることが無理なく出来て、且つ馬群を掻き分ける脚と性分がある馬を選びたいと思います。
馬券の買い目
中心は週中の記述にも名前を挙げたカラテです。
前走は発馬は悪くなかったのにテンの脚がつかなかったうえに相手が強すぎて後方まま。
今回は、相手弱化、外枠、馬場荒れでの母父フレンチデピュティ。
菅原騎手、今期の新潟では勝ち鞍はあまり伸びていませんが、着の拾い方が上手い若手騎手の一人だと想っているので、ここでの重賞勝利の期待も込めての買い目です。
相手としては
3・シャドウディーバ
6・ロータスランド
8・アンドラステ
11・ソングライン
14・クリスティ
ですが、クリスティの粘り込みも警戒して7枠からの総流し馬券も。
・13番カラテの複勝を厚目、単勝を少々。
・7枠からの総流し。
回顧
マイスタイルが抑えると予想していたので外側からハナを取りに行ったときは正直イヤなレースになるなと。実際、マイスタイルは4着に逃げ粘っていましたし、本当に取り扱いの難しい馬の1頭です。1400mでの成績も一応ありますし、ローカルなら常に注意を払いたいですね。田中勝春騎手にはもう戻さないんですかね。。
カラテは馬場の良いところを伸びてきての2着。馬群を割ってくるイメージだったのですが、菅原明良騎手がすんなり外々に位置付けしてスムーズな競馬をしてくれたおかげでの2着。上がりの脚はソングラインと同タイムという発表ですが池添謙一騎手に競り負けない感じといい、今後も注目な騎手です。カラテの次走はどこになるんですかね。坂のきついコースは向かなそうなイメージなので東京か京都を狙ってきたら面白そうな1頭です。それにしても、珍名馬主で有名な小田切さんにしては、かなりまとも?な馬名ですね(笑)
勝ち馬ロータスランド。昇級初戦を1度負けてからの巻き返し、見事でした。「夏は牝馬」という年季の入った格言も、異常気象連発な現代に於いてもまだ有効なようですね。騎手インタビューで田辺裕信騎手が言うには、内の馬場の悪さよりも内ラチを頼らせる方を優先し、それがハマった感じということ。結構、騎手が変わっている馬なので誰のお手馬になっていくんでしょうね。田辺騎手、今期の新潟では成績の良くありませんが残り3週で勝ち鞍を伸ばしてくるかどうか、馬券検討の際には重要な取捨の一つです。
馬券の結果と収支
複勝という馬券の性質上、1番人気が3着以内に入ると妙味が下がるので、マイスタイルに粘ってほしかった、、という譫言も頭の中では漏れてたりです(笑)
・収支:+6510円
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